・松阪クレーンのトピックス・
建設業界にもフル電動車がやってきた
こんにちは!桜も散って、日中は汗ばむ陽気になってきましたね✨こんなにいい気候なのに私は事務仕事に追われ、ほとんど事務所にいることが多いのが残念です💦
そんな中、先日のがっちりマンデーを見ていたら、タダノのフル電動ラフテレーンクレーンが紹介されていました!
以前、クレーンニュースとしてこちらのブログでも取り上げましたので、ぜひ見ておいてください。
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クレーン車もフル電動の時代へ【クレーン車ニュース】
そこで今日は、がっちりマンデーにも取り上げられた、タダノの電動クレーンの詳細をご紹介したいと思います。
最大の特長は静音性と無公害
タダノのフル電動ラフテレーンクレーン「EVOLT」最大の特長は、EV化したことによる静音性と無公害です。
静音性
EVにしたことで、従来のガソリンエンジンやディーゼルエンジンのクレーン車とは違い、運転時のみならず作業時の運転音も大幅に抑えられているそうです。
従来のクレーン車の音量は80dB程度と言われていますが、EVOLTに関しては約67dBだそう。
騒音の発生源から4m離れると12dBの音量が下がるとのデータがあることから、従来のクレーン車と比較しての静音性は、かなり感じられると思います。
実際、お披露目会に参加した報道関係者からは、「従来のクレーンと比較して、騒音の種類も大きさもずいぶん違う印象だった」との反応が多く聞かれていたそうです。
無公害
EVOLTは、作業時もすべて電気での駆動となっているため、CO2排出が従来のクレーン車と比べて1年で約27t削減できるんだとか。
建設業にとっては政府が掲げるカーボンニュートラルの先駆けとなる存在になっています。
価格は従来の3倍
価格は従来の3倍の約1億4800万円ということですが、すでに国内の大手ゼネコンから7台ほどの注文がきているんだとか。
また車体に重いバッテリーを載せるために、他の部分の軽量化をするのには、5年ほどの年月がかかったそうです。
リチウムイオン電池のコストが高いのはもちろん、開発に費用も時間も大きくかかっていることから、価格も3倍になっているのでしょうね。
今後の展望
タダノは今後、海外向けにフル電動の100tクラスのクレーンや、需要の多い高所作業車なども開発中だそうです。
これを機にショベルカーやブルトーザーといった重機業界のEV化が進むと見られています。
重機のEV化が進めば、騒音や排ガス問題といった地域住民や作業員にとっての環境が大幅に改善するとともに、地球環境への負荷が大幅に削減できることも期待できます。
今回のがっちりマンデーを見ていて、こういった重機が製品化されたことが嬉しく感じたと同時に、これからは実用的にEV重機が使えるように、コスト面やインフラの整備が整っていくと、実際作業する私たちとしてはありがたいと感じました。
またクレーン車やクレーン業界に関するニュースや面白いことを見つけたら、ブログで書かせてもらいますね(^^♪
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