・松阪クレーンのトピックス・
クレーンの免許は取得が難しい?
こんにちは!地域の建設を支える松阪クレーンです。
クレーンオペレーターは、クレーン車で重い資材を持ち上げ、安全に運ぶための専門的な技術が求められますが、実は免許の取得自体は決して難しすぎるものではありません。
クレーンの免許にはいくつかの種類があり、どの資格が必要なのかを理解することが大切です。
この記事では、クレーン免許の種類や難易度を分かりやすく解説します。これからクレーンの免許を取得しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
クレーンの免許の種類と難易度
クレーンを操作するためには、作業内容や扱う機械の種類に応じた免許や資格が必要です。ここでは、代表的なクレーン関連の免許とそれぞれの難易度を解説します。
① 小型移動式クレーン運転技能講習(1t以上5t未満)
吊り上げ荷重1t以上5t未満の移動式クレーンを運転する際は、「小型移動式クレーン運転技能講習」の修了が必要です。
この講習は学科と実技の3日間の講習を受けることで修了できます。未経験の方でも安心して挑戦できます。
②移動式クレーン運転士免許(5t以上)
5t以上の移動式クレーンを操作するには、「移動式クレーン運転士免許」が必要です。この免許は国家資格であり、筆記試験と実技試験の両方に合格しなければなりません。
筆記試験の内容は法令、力学、構造、原動機、運転に関する知識など幅広いため、ある程度の勉強が必要です。実技試験では実際にクレーンを操作するため、事前にしっかりと練習しておくことが大切です。
移動式クレーン運転士免許試験の合格率は、学科が65%前後、実技が70%前後となっており、難易度は普通~やや易しいレベルと言われています。
③ 床上操作式クレーン運転技能講習
工場や倉庫などで、床からリモコン操作するクレーンを扱う場合には、「床上操作式クレーン運転技能講習」の修了が必要です。こちらも講習内で行われる簡単な学科試験と実技試験を修了すれば床上操作式のクレーンを扱えるようになるため、比較的取り組みやすいといえます。
どの免許を取得するべきかは、希望する仕事内容によります。
例えば、建設現場で大きなクレーンを操縦したいなら「移動式クレーン運転士免許」が必要ですが、工場などで小型のクレーンを操作するなら「小型移動式クレーン」や「床上操作式クレーン」の資格で十分です。
免許によって試験の有無や難易度が異なるため、まずは自分がどのクレーンを扱いたいのかを明確にし、それに合った資格を選びましょう。
免許取得後の仕事とキャリアアップ
クレーン免許を取得すると、建設現場や工場、港湾などで活躍する道が開けます。クレーンオペレーターは専門的なスキルを持つ職業であり、人手不足の業界でもあるため、安定した仕事を得やすいのが特徴です。
ここでは、免許取得後にどのような仕事ができるのかについて解説します。
クレーン免許があればどんな仕事ができる?
取得した免許の種類によって、就ける仕事の幅が異なります。
小型移動式クレーン運転技能講習
この講習を修了すると、つり上げ荷重5トン未満の
✔️クローラーキャリア搭載クレーン
✔️積載型トラッククレーン
✔️トラッククレーン
✔️ホイールクレーン
等を運転して、建築現場や工場での資材運搬ができるようになります。
移動式クレーン運転士免許
この試験を修了すれば、つり上げ荷重が5トン以上の
✔️トラッククレーン
✔️ラフテレーンクレーン
✔️クローラクレーン
✔️フローチングクレーン
などの移動式クレーンを運転できます。
この資格があれば吊り上げ荷重の制限がないため、大型建設現場、港湾でのコンテナ移動、橋梁工事などの大規模作業に従事できます。
床上操作式クレーン運転技能講習
運転できる主なクレーンとしては、
✔️天井クレーン
✔️橋形クレーン
✔️テルハ
等があります。5トン未満の吊り上げ荷重能力であれば、移動式クレーンとデリックを除けば、運転方式に関わらず運転できるようになるので、工場・倉庫での荷物搬送ができるようになります。
一緒に取得しておくのがおすすめの資格
また、上記の資格を取得したとしても、実際の業務ではできないことがあります。それが、「玉掛け」の技術です。
玉掛けとは、クレーンで重い荷物を持ち上げる際に、フックに荷物を掛けたり外したりする作業で、クレーンを使用する現場で必ず行われます。そのため、玉掛けの技術を持たずにクレーン操作だけができるようになっても、片手落ちと言えるでしょう。
そこで玉掛けを現場で行うための講習が、「玉掛け技能講習」です。
玉掛け技能講習
学科、実技の計3日間の講習で、受講後の修了試験に合格すると取得できます。
合格率は90%以上となっており、難易度としては比較的容易に取得できるレベルですので、ぜひ挑戦してください。
また、ラフタークレーンなどのクレーン車は、オペレーター自らクレーン車を現場まで走らせて作業をしにいくことがほとんどです。しかし、大型特殊免許がないと公道でクレーン車を走らせることはできません。そのために、大型免許や大型特殊免許も合わせて取得しておきましょう。
大型特殊免許
ラフタークレーンは大型特殊自動車に分類されるため、一般的なトラックのように大型免許では運転できません。大型特殊免許は、教習所に通えば本試験の技能試験を免除されるため、適正試験と学科試験に合格することで資格を取得できます。
松阪クレーンでは、一緒に働く仲間を募集中
松阪クレーンでは、一緒にクレーンオペレーターとして働く仲間を募集しています。
弊社所有のラフタークレーンを操作するのに必要な
✔️移動式クレーン運転手免許
✔️玉掛け講習
✔️大型特殊免許
それぞれの資格取得補助もご用意しておりますので、未経験者でもクレーンオペレーターにチャレンジしていただけます。
ぜひ、私たちと一緒に、地域の建設を盛り上げていきませんか?
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建設現場での吊り上げ作業だけではなく、住宅の棟上げ作業から、重量物の運搬・据付作業や、一般住宅での重量物の吊り上げ作業なども多く請負っていますので、ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
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