こんにちは！
先日のブログでもAI技術によるクレーンの荷振れ制御の開発についてのニュースをご紹介しました。

詳しくはこちら
→クレーン車もAIの時代に⁈【クレーン車ニュース】

今回はステレオカメラとAIを使った画期的なシステムを開発したとのニュースを見つけたので、シェアさせていただきますね。

ステレオカメラ×AIの新技術

ステレオカメラとは、2つのカメラで構成されている距離測定ができるセンサの一つです。最近では自動車の衝突防止アシストや障害物検知などの運転支援システムに使われています。

そのステレオカメラとAIの技術によって、吊り荷と作業者を自動検出してその位置関係を立体的に測定できるシステムが開発されたそうです。
このシステムによって、従来は誘導員が目視で行っていたクレーン作業現場における安全確認を、デジタル技術で支援できるようになります。

開発はリコーインダストリアルソリューションズと東洋建設の共同実証実験から

この「クレーン作業安全支援システム」は、リコーインダストリアルソリューションズと東洋建設が共同で実証実験をして開発されたそうです。

具体的になにができるのか？

「クレーン作業安全支援システム」が実用化されれば、測定結果をもとに衝突の危険性を検知し、クレーン操縦者に知らせることで衝突事故を防ぐことが可能になります。

具体的には、クレーンの先端に設置したステレオカメラの映像から、吊り荷と吊り下ろし場所の作業員の位置を検出・追尾します。そして吊り荷と作業員が接近すると警報を発することで作業員全員の安全作業をサポートしてくれるそうです。

また、このシステムはクラウド連携も可能だそう。クラウドとの連携をすることで、遠隔地の管理者への通知や作業状況の記録ができるようです。さらに、アプリを活用することでこのシステムで抽出された各現場の危険シーンや作業シーンの録画を活用して、リスクマネージメントの学習もできるそうです。

クレーン車の安全性能の進歩は、目を見張るものがあります。しかし、機械やAIに頼りっぱなしにすることなく、自分たちでも日々安全の意識を持って作業に取り組んでいきたいと思っています。

松阪クレーンでは、安全第一で作業に取り組んでいます。
三重県内の建設現場での吊り上げ作業だけではなく、住宅の棟上げ作業から、重量物の運搬・据付作業や、一般住宅での重量物の吊り上げ作業などもおこなっていますので、お気軽にご連絡ください。

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松阪クレーン株式会社

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